色、いろ、しょく、しき。
日常の生活や活動では、赤、青、白、黒、緑のように色彩として捉える場合が多いが、<具体的に説明しにくい色>もいろいろ存在するのでまとめてみたい。
【いろ】
- 色男(いろおとこ)
- 色気(いろけ)
- 色恋沙汰(いろこいざた)
- 色事(いろごと)/色事師(いろごとし)
- 色めき立つ(いろめきたつ)
- 色物(いろもの):具体的には朱色。寄席で「”めくり(舞台上で演者の名前を示す紙)”の文字が、落語家以外は朱色で書かれる」ことから
- 色眼鏡(いろめがね)
- 色よい返事
- 色を失う(いろをうしなう)
- 色をつける
- 色をなす
- お色直し(おいろなおし)
- 顔色(かおいろ)をうかがう
- 毛色(けいろ)が違う/変わる
- 声色(こわいろ)
- 十人十色(じゅうにんといろ)
- 音色(ねいろ)
- 敗色(はいしょく) <例>敗色濃厚
- 旗色(はたいろ) <例>旗色が悪い
- 反省の色(はんせいのいろ)
- 疲労の色が濃い(ひろうのいろ) <例>疲労の色が濃い
- 目の色(めのいろ) <例>目の色が変わる、目の色を変える
【しょく】
- 異色(いしょく) <例>異色の経歴、異色の存在、異色を放つ
- 一色に染まる(いっしょくにそまる) <例>歓迎ムード一色に染まる
- 顔色(がんしょく) <例>顔色を失う
- 気色(きしょく) <例>気色悪い
- 喜色(きしょく) <例>喜色満面
- 古色(こしょく) <例>古色蒼然
- 出色(しゅっしょく) <例>出色の作品
- 難色(なんしょく) <例>難色を示す
- 敗色(はいしょく) <例>敗色濃厚
- 容色(ようしょく) <例>容色の衰え
【しき】
- 景色(けしき)
- 気色ばむ(けしきばむ)
- 色即是空(しきそくぜくう) ⇔ 空即是色(くうそくぜしき)
【結論】
- 上記のうち一部(色物、お色直し、毛色など)を除いては、色彩(すなわち電磁波の波長)で表せる訳ではなく、五感(および第六感)で認識出来る全ての存在や現象、すなわち森羅万象を示していると思われる。
2023/6/11改訂(8回目)
2021/7/10初出
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