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人生いろいろ映画色の街から春色の汽車に乗る君は天然色

~ 歌の色、いろいろ ~

 

【はじめに】
この記事で採り上げる作品は昭和後期の物に偏っておりますので、平成・令和生まれの人には、ほとんど分からないと思います

 
 
色、いろ、しょく、しき。
 
 
 
 
 
日常の生活や活動では、赤、青、白、黒、緑のように色彩として捉える場合が多いが、楽曲のタイトルや歌詞の中には<具体的に説明しにくい色たち>もいろいろ存在するのでまとめてみたい。
 
【除外】工業・工芸的に認知・使用されている色
 

【歌のタイトル】
 

      • 色つきの女でいてくれよ:ザ・タイガース/1982

 

      • 乙女心何色?(おとめごころなにいろ?):柏原よしえ/1981

 

      • 風は秋色:松田聖子/1980

 

      • 悲しい色やね:上田正樹/1982

 

      • 君色:コブクロ/2007、その他

 

      • 君は天然色:大滝詠一/1981

 

      • 心の色:中村雅俊/1981

 

      • 人生いろいろ:島倉千代子/1987

 

      • なにわ色思い出横丁:十川ももこ/2019?

 

      • 夏色のおもいで:チューリップ/1973

 

      • 夏色のナンシー:早見優/1983 *ナンシーの意味は不明

 

      • 名のない色:僕道1号/2006

 

      • 能登は冬色:丘みどり/2019

 

      • みかん色の恋:ずうとるび/1974

 

      • 夢色の瞳:南翔子/1989

 

      • 私色:misono/2010

 
 
【歌詞】
 

      • あなたの色に染められ:時の流れに身をまかせ(テレサ・テン/1986)

  

      • うつろな目の色 とかしたミルク:ちいさい秋みつけた(ボニージャックス/1962)
        • *「目の色」 と 「とかしたミルク」が関連しているか不明

 

      • 映画色の街:瞳はダイアモンド(松田聖子/1983)

 

      • 春色の汽車に乗って:赤いスイートピー(松田聖子/1982)

 
 
【まとめ】
 

      • 本記事のタイトルに組み込まれている、4ワードのうち3ワード(映画色、春色、天然色)が、作詞家の松本隆氏によるもの。
        • *松本氏は、具体的な色彩を含めた<○○色>をタイトルや歌詞の中で多用したが、特に歌詞の場合では出だしに置くことで、聴く者達を一気に歌の世界へ引き込む事に成功した。

 

      • 2000年位までに出尽くしてしまった感が拭えない。

 

      • 筆者個人的には、<歌色/うたいろ>が究極のタイトルまたは歌詞だと思うが、使用例が見つからない

 

2023/11/18 改訂
2021/7/24初出
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