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瞳そらすな国民的銀蠅の妹

~ 昭和・平成アイドルのキャッチフレーズ改訂版 ~

 
昭和後半から平成初めにかけてのアイドル達。
 
 
 
娯楽の王座に君臨していたテレビ業界、ミリオンヒットを狙えるレコード業界を主戦場に、数多の少女がスターの座を夢見てデビューした。
 
もちろん、その世界における競争は熾烈を極め、ほとんどの場合は『鳴かず飛ばず』で消えて行く訳だが、大手事務所の所属で期待値の大きい少女達にはデビュー前から様々なプロモーションが行われていた。
 
 
その中で、最重要活動の1つに位置付けされていたのが、キャッチフレーズだった。
 
 
短い文字数のなかで認知してもらえるよう、全体的にインパクト重視になりがちなのは仕方ないが、本人の実像ともともと合っていなかったり、その後ズレが生じてしまった場合も多いので、筆者による改定案と併せて紹介して行きたい。
 
 
【ア行】
 

    • アグネス・チャン「香港から来た真珠」 → 【改】香港から(出稼ぎに)来た真珠

 

    • 天地真理「あなたの心の隣にいるソニーの白雪姫」 → 【改】あなたの心の端からも消えたソニーの白雪姫

 

    • 石野真子「100万ドルの微笑」 → 【改】100万台湾ドルの微笑

 

    • 井森美幸「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」 →【改】井森美幸52歳、まだ誰のものでもありません(2021年1月現在)
      *本人もネタとして使用

 

    • 岩井小百合「横浜銀蠅の妹」 → 【改】実は私、昆虫じゃなかったんです

 

    • 大場久美子「一億人の妹」 → 【改】三千万人の妹 *2021年現在の年齢分布からの推測値(概算)

 
 
【カ行】
 

    • 河合奈保子「西城秀樹の妹」 → 【改】西城秀樹の妹(初代)
      • *2代目は石川秀美

 

    • 小柳ルミ子「みんなの恋人」 → 【改】不特定多数の恋人
      • 【実話です】実際に付き合った事がある人(自称/自慢話)から直接聞いた

 

    • 後藤久美子「国民的美少女」 → 【改】フランス国民的美少女
      • *夫(事実婚)はフランス人
      • *「国民的~」は言った者勝ちの万能キャッチフレーズで、県民的~、市民的~、村民的~などにも応用化

 
 
【サ行】
 

    • 酒井法子「おきゃんなレディ」 → 【改】おきゃん過ぎたレディ

 

    • 榊原郁恵「一億円のシンデレラ」→【改】一億円の元を取ったピーターパン
      • *ミュージカル『ピーターパン』の日本版初演では、タイトルロールが自身の当たり役となると同時に、演目自体もホリプロミュージカルの看板プログラムへと押し上げた。

  

    • 沢田聖子「イルカの妹」 → 【改】まず、イルカさんの説明から始めもてもいいですか?

 

    • 少女隊「一心同体、少女隊」(CMのコピー)→【改】空中分解、即除隊
      • * 正式なキャッチフレーズは「胸騒ぎ、ザワ、ザワ、ザワ」だったらしい。

 

    • 少女隊「胸騒ぎ、ザワ、ザワ、ザワ」(正式なキャッチフレーズ)→【改】お家騒動、ゴタ、ゴタ、ゴタ

 

    • SUPER MONKEY'S 「OKINAWAからカリフォルニアが見える」 → 【改】AMURO(安室)だけカリフォルニアが見えた

 
 
【ハ行】
 

    • ビビアン・スー「台湾の宮沢りえ/台湾の裕木奈江」 → 【改】りえさんはともかく、奈江さんとは一緒にされたくないかも(2021年1月現在)
      • *台湾に帰国した後、現地で大女優の地位を確立している(2021年1月現在)

 
 
【マ行】
 

    • 松本伊代「瞳そらすな僕の妹/田原俊彦の妹」 → 【改】ヒロミの妻

 

    • 南沙織「南の島からきたシンシア」 → 【改】篠山にはいったシンシア

 

    • 南野陽子「純だね、陽子」 → 【改】頑固だね、陽子

 

    • 森口博子「よかった、君がいて」 → 【改】よかったかも、君がいなくても

 
 
【ヤ行】
 

    • 山瀬まみ「国民のおもちゃ新発売」 → 【改】国民のおもちゃ発売34周年(2021年1月現在)

 
 
【まとめ】
 

    •  キャッチフレーズ アイドルどもが 夢の跡(字余り…)

 

 2021/12/10 改訂
2021/2/20 初出
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