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イチローと言う名前に最後まで馴染めなかった男
 

~ 野球家 鈴木一朗氏 ~

 
 
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ウイスキーのロゴ(外箱より) / 東京都区内 / 2026年1月
本文とは関係ありません
【始めに】
イチロー選手のファン、関係者、ご親族、そしてご本人(ありえませんが…)には閲覧をお勧めしません。
また、もし閲覧して気分を害された場合はお詫びいたします。

 
 
イチロー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本プロ野球史上最高レベルの技量と記録を持つプレーヤー(の1人)だった事について議論の余地はなく、その卓越したバットコントロールと俊足により、オリックス在籍時(1992~2000で1994にレギュラーに定着)は、パ・リーグ全体の守備戦略にまでに影響を与えたとさえ言われている。
 
しかし、彼の現役時代の発言内容や態度はスーパースターと賞賛されるに値するモノではなく、むしろプロ野球の魅力や自身の本質から完全に乖離しているケースが多かった。

オリックス時代はサヨナラヒットを放った瞬間、ベンチに向かってガッツポーズを見せるなど、野球少年の延長線上にいるように溌剌としたシーンもあったが、首位打者が定位置となった後はマスコミに対する人を食ったようなコメントばかりが多くなったため、筆者はネガティブな印象を抱いていた。
 
 
 
【筆者の推測・印象】
 

    • マスコミに対する不信感は理解出来るが、それを差し引いても態度やコメントが不親切。

 

    • 試合の勝ち負けや集客あるいは年俸までを超越した存在?

 

    • すなわち野球道を追求する野球家(baseballist)を目指しているのかも知れない。
      • *個人の打撃成績に関しては超越出来ていないように見える
      • *無観客試合でさらに高いパフォーマンスを発揮するかも?

 
 
 

  • 【結論(現役時)】

 

      • 野球が抜群に上手だが、それ以上に過大評価されている人。
      • ひょっとして 野球家。

 
 
 しかし、2019年の引退会見記録を読んで次の事が判明した。
 
 
【引退会見から分かったこと】
 

      • 『イチロー』と言う名前で売り出される事に抵抗があった。
        • ←実際に渋ったらしい

 

        • 【登録名変更のエピソード】Wikipedia 『仰木彬』の項目より引用
          • *()は筆者の補足

 

            • 仰木のオリックス監督就任直後、登録名を「イチロー」と改名するという仰木の提案に、(最初はジョークと思い、その後に本気だと知ると)「今はいいですが、この先、子供ができて父親がイチローではおかしいでしょう」と譲らなかったイチローに対し、仰木が佐藤和弘を呼び寄せ、「おまえは来年から登録名を佐藤から別のものにしよう。おまえの頭はパンチパーマだからパンチでいこう」と指示して佐藤は快諾し、「先輩の佐藤が変えるんだから、おまえも来年からイチローで登録だ」と強引に納得させたエピソードがある

 

              • ()実際佐藤選手の方も快諾したわけではなく・・・、自身のブログ(パンチ佐藤の一日一膳/#4206 歴史は正しく!/2019-04-10)によると・・・

 

                  • 「大喜び!?‥‥  はい!?   俺が大喜び!?  僕は嫌です! と 断ったんだけど 仰木監督が‥‥

 

                    • 🕶 パンチ! ここは一つ 踊ってくれよ!

 

                  • と 監督の気持ちを くんで イチローの為に! チーム内で 不平不満が おきないように! 僕が 風よけ  弾よけになる! その為に 改名したのに‥」

 

              • と言うのが事実らしい

 

      • いずれにしろ、改名を受け入れない限り一軍での出場機会が失われる(最悪の場合選手生命が断たれる)危険性があった。
        • ←予想通り(コーチや監督と反りが合わなくて干されたり、フォームが崩されたりは当たり前にある話らしい)

 

      • 野球を純粋に楽しいの感じたのはオリックスで一軍に定着するまでだった
        • ← 想像は出来る

 

      • ファンの為にプレーする喜びを理解したのはヤンキースに移籍した頃からだった
        • ← 遅すぎ!

 

      • 大リーグでは「クビになるんではないかな」と考える事があった
        • ← 意外な発見

 

      • また、この会見の序盤、コメントが一区切りしたところで、「え、おかしなこと言ってます?」、「おかしなこと言ってます?」、「大丈夫?(笑い)おかしいこと言ってます?」の表現が続いたのが印象的であった。
        • ←内容的には極めて素直でまともであった

 
 
 
【結論(引退会見後)】
 

      • 「野球の天才が危機感を持って努力し続けたらこうなる」ことを実証した『野球家』。

 

      • ただし、プロ野球があくまで興業(観客からのお金、応援、情熱、憧れなどによって成り立つ)である事を理解するのに時間が掛かった人。

 

      • そもそも、野球と言う競技自体が性格的に向いていなかったのかも知れない。
        • 長くて細い棒の曲面で高速の球体をフェアグラウンド内へ強く打ち返す事が攻撃(攻防)の基本で、偶然や運の要素がかなり高い競技と言える
        • *味方同士の距離が長く、個々のプレーに他のチームメイトが関与する事は少ないため、『力量不足のメンバーにチーム全体の足を引っ張られる』要素が高い競技

 
 
 
【蛇足/蛇足】
 

      • 本来なら安打数よりも最高出塁率を狙うべきだったと思うし、チーム事情によっては、長打を狙って打点も相当稼げたはず。

 

      • <年間200本安打>と言うのはボール球にも手を出して行かないと達成出来ない記録で(実際にストライクゾーンよりボール1個分広く打ちに行っていたと言われる)、チームの勝利への貢献度は決して高くなく、実際チームの士気に対しても良い影響は与えていなかった。

 

      • では、なぜ鈴木氏がこの記録にこだわるようになったかと言うと、①積み上げ型で(打率や出塁率と違い下がらない)、②外部要素に左右されにくい、と言う点が性格的に合っていたからだと思われる。
2026/2/22 改訂(2回目) 
2020/10/17 初出

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