ざます、ござる、じゃのう、あるネ、おねげえです、等など。
映画、テレビドラマ、漫画などを観ていると、『言葉遣いだけで身分や境遇が分かる登場人物』が出てくる場合があるので、抽出してみた。
- 時代劇などに出てくる貧乏農民の口調
- おら。わしら。おねげえです。 許してくだせえ。もう我慢ならねえ! おったまげた。
- 地球にやって来た宇宙人(の自己紹介)
- *抑揚が無い合成音声で
- *ほとんどの場合、侵略目的で飛来する
- ワレワレ ハ ウチュウジン ダ
- アメリカの陽気な男性の口調(映画、ドラマ、TV番組などの吹き替え)
- ヘイ、ボブ! イカしてるだろ? そいつはオドロキだ! かわいこちゃん! ゴキゲンだぜ! たまらないね! 最高だね! しびれちまったぜ! バッチリさ。 腰抜け野郎。
*西部劇の吹き替えに由来する昭和の芸能界の言葉か?
- 忍者/下級武士
- ~でござる。拙者。かたじけない。めっそうもございません。
- 枯れたおじいさん(の語尾)
- ~じゃのう。~かのう。 ~じゃな。~じゃろうな。
- 育ちがあまり良くない男性(の一人称)
- おら~
- 育ちがあまり良くない女性(の一人称)
- あたい~
- 中国語訛りの日本語:~あるね。
- ~あるね。~あるよ。 ~ないね。 ~ないあるよ。
- *中華街の中国人(特に料理人や商人)がモデルか?
- 教育ママ
- ~ざます。~ざますの? ~ざますわ。~ざますのよ。 ~ざますよね。
- *山の手の婦人言葉か?
【結論(まだ未確定です)】
- 実際のモデルがいて、その人の口調が映画やドラマ等に取り入られ、役の特徴を表す記号として定着したと推測する。
2021/7/24更新(3回目)
2020/07/12初出