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格好いい死に方を探している男

~北野武/ビートたけしについて~

 
『コマネチ!』新潮25別冊/平成10年2月発行
平成10年2月発行雑誌のタイトル
【始めに】
ファンとしての考察です。
底が見えにくい人物なので、結論は再度今後変わる可能性があります。

 
 
北野武、ビートたけし、世界のキタノ。
 
 
それぞれについて数え切れない数の考察が存在し、本人自身が語ることもあるので、筆者がいまさら書くこともない気もするが、氏について自分なりにまとめてみた。
 
 
【活動内容】
  

      • 漫才師(寄席芸人として)
        • 生活および有名になるための手段

 

      • 俳優(寄席芸人時代にデビュー)
        • 同上

 

      • テレビタレント
        • 稼ぐための手段

 

      • 歌手
        • 数年間に渡り本気で取り組んでいたテーマで、良い楽曲(特に歌詞)も多い。

 

      • 著述業者
        • 複合的(稼ぎ、趣味、義理、本音を語れる場、啓蒙)

 

      • 画家
        • 趣味、息抜き
          • *『作品』を欲しい人や取り扱いたい画商は多数存在する

 

      • 俳優(有名になってから)
        • 義理、憧れ、映画制作の参考

 

      • 映画監督
        • やっと見つけたお気に入りの玩具(おもちゃ)

 
 
【結論(まだ未確定です)】
 

      • 漫才師として現在と未来を見つめ、歌手として過去を振り返り、映画監督として『格好良い死に方』を模索している人。

 

      • 芸人の理想的な死に方について
        • (後輩芸人の自殺に対するコメント抜粋。所属事務所の公式サイトより。)

 

          • 「○○、大変ショックです。40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい」2022/05/11

 
 

2022/05/29 芸人の理想的な死に方について追記
2020/09/05更新
2020/07/12初出