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ナウなヤングには写メがマンモス☆トレンディだしょ
 

~ 絶滅が危惧される昭和・平成語 ~

 
とれんでぃ/東京都中央区
カフェ & スナックの看板 / 東京都区内 / 2023年3月撮影
 
ハッスルラーメン浜町店の看板
ラーメン店の看板 / 東京都区内 / 2023年11月撮影

 
 
絶滅危惧語。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
かつて一世を風靡した流行語や最先端を走っていた表現も、いつの間にか時代遅れになるのは世の常だが、その中には捨てがたい魅力やインパクトを持つモノもあるので、五段階の絶滅危惧度(💀~💀💀💀💀💀)に分けてまとめてみたい。
 
*各段階への分類は筆者の独断と偏見に基づきます
 
【絶滅危惧度💀】

    • 普通に使えるかも/違和感を持たれない場合も多いかも

 

      • ジャケ買い:音楽レコードをジャケットの見た目で判断して買うこと。転じて食品(特に密封されたモノ)をパッケージの見た目で判断して買うこと。
        • *"パケ買い"に進化して生存中

 

      • バタンキュー:疲れにより家や宿に帰ったとたん動けなるなること、あるいはすぐに寝てしまうこと

 

      • ピンボケ:写真のピントが合っていないこと。転じて話の論点がずれていることや話の理解度が低いこと
        • *カメラ技術全体の中で完成までに最も時間を要したのがオートフォーカス機能だった(商業的に初めて成立したとされるのは1985年)。

 

      • めんごめんご:謝罪の言葉。軽い感じがるので聞いた人を逆に怒らせる危険性あり

 
 
【絶滅危惧度💀💀】

    • 意味は通じると思われるが、聞いた人からは内心でバカにされる

 

      • あばよ:去り際の言葉

 

      • おっはー

 

      • ガビーン

 

      • ぎゃふんと言わせる

 

      • 写メ(しゃめ):携帯電話で撮った写真(画像)を送受信する機能が『写メール(しゃめーる)』と名付けられ、それが略語として定着した。

 

      • 涙がちょちょ切れる

 

      • パチリ/パシャリ:写真を撮ること。(アナログ)カメラのシャッター音に由来。

 

      • よろぴく

 

      • レッツラゴー

 
 
【絶滅危惧度💀💀💀】

    •  使うと冷笑される/バカにされる/聞いた人がどう反応すれば良いか困惑してしまう

 

      • アベック

 

      • ギャフンと言わせる

 

      • ゲロゲロ

 

      • だしょ~

 

      • トレンディ

 

      • ドロンする:その場から先に立ち去ること。
        • *忍者のように①印を結んで(人差し指を立てるようにして両手を組む)②腰をかがめて③小走りで立ち去るのがお決まり

 

      • ナウい → イマい/イマイに派生

 

      • 名前に記号を入れる
        • 【例】モーニング娘。、つんく♂、つのだ☆ひろ

 

      • ~の巻(まき):エピソードを物語る際、その締めとして使う

 

      • バイビー

 

      • ハッスルする

 

      • バッチグー

 

      • 花金(はなきん):「花の金曜日」の略

 

      • ピーマン:内容が理解出来ない/内容が空っぽ
        • 【例】話がピーマン

 

      • ブイブイ言わせる

 

      • ホコ天(ほこてん):歩行者天国の略称
        • *「歩行者天国」と言う名称自体も1966年頃生まれたらしいが、こちらは普通名詞化している

 

      • ヤング

 
 
【絶滅危惧度💀💀💀💀】

    • 使うと聞き返される/真顔で意味を質問される

 

      • ピーカン:①快晴*もともとは映画業界語? ②『缶入りピース(タバコの銘柄)』の逆さま略称

 

      • マッハ/マッハで:全速力で/すぐに

 

      • マンモス○○:凄く/非常に/とっても
        • 【例】マンモスうれピー、マンモスおいピー、いただきマンモス

 

      • ○金/○ビ(まるきん/まるび) 
        • *実際は記号で、実際の表記は○の内側にそれぞれの文字が入る
          *これの出典元となる書籍「金魂巻(きんこんかん)―現代人気職業三十一の金持ビンボー人の表層と力と構造」は面白かった

 

      • 耳がダンボになる:興味津々で聞き耳を立てること

 
 
【絶滅危惧度💀💀💀💀💀】

    • 使っている人が皆無/聞いた人からスルーされる

 

      • アウトオブ眼中(あうとおぶがんちゅう):眼中にない、目もくれない

 

      • グンバツ:<抜群>のナウい表現

 
 
【まとめ】
 

      • たまに使う分には(一週間に一度が限度か?)、話のアクセントになるかも。

 

      • 絶滅してもきっと困らないのだろう。

 

      • ただし、それぞれにインパクトがあるので、何かの拍子で復活する可能性もある

 

2024/6/1 改訂(13回目)
2021/3/27 初出

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