孫。
一般に「子供より孫の方が可愛い」とか「孫にメロメロ」と言うジジババは多い。
昔、孫をテーマにしてヒットした演歌は、「なんでこんなに可愛いのかよ孫という名の宝もの」と言う出だしであったし、「目の中に入れても痛くない」と言う表現は孫のためにあると思われるが、その可愛さの理由を探ってみたので紹介したい。
【理由】
- 子供(息子や娘)の時と比べて自分が年を取った
- *命や遺伝子を継いでくれる存在への慈しみ
- 他の楽しみが少なくなって来る
- *個人差があります
- 命や若さの大切さに対する理解や有り難みが深くなる
- 子育てに対して責任や義務を負っていない気楽さ
- 成長が感じ取りやすい(特に頻繁に会えない場合)
- 自分の子育て(息子や娘)に関して、忘れていた記憶や感覚を思い出せる
- *子育て中は「どんどん忘れて行くこと」も精神的には重要
【子育てを山登りに例えると】
- ゴールが見えない
- 明確な道や地図がない
- *現在は情報が多すぎて逆に迷う事も多い
- 常に上り坂だが、谷も深い。
- 自分のペースで休憩や休憩を取ることが出来ない
【結論】
- 孫が可愛いのは、自分(ジジとババ)が登ってきた山の道筋を、鳥の目で俯瞰することが出来るから。
- ただし、もし何らかの事情で孫の世話を数日でも完全に見る状況になったら、可愛いとばかり言っていられないであろう。
2020/12/18改訂
2020/12/11初出