【始めに】
それぞれの人物のファン、同郷の方々、子孫の方々等には閲覧をお勧めしません。
もし、閲覧して気分を害された場合はお詫びいたします。
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尚、存命中の人物は記事の対象から外しております。
偉人。
出版界では1つのジャンルとして安定した地位を確立しており、特に教育図書として、実際に多くの書店や図書館でも、一定のスペースが割り当てられている。
また、学校の教科書、演劇、映像作品等のテーマとして繰り返し採り上げられる事も特徴と言える。
しかし、ちょっと調べると、『本当に偉人と呼んでいいのか躊躇する人物』も散見されるので、少しずつ(確信が持てた例だけ)紹介して行きたい。
ア行)
- 赤穂浪士(あこうろうし)(武士の一団)
- 主君である浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の敵討ちを果たした『忠臣蔵の四十七士』として知られるが、実際は浅野の短気な行動に振り回されたと言う要素が強い。
- 石川啄木(詩人/歌人)
- 歌集『一握の砂』で知られるが、実生活に関しては知らない方が良いエピソードが多すぎるため、次の短歌二首を紹介するに留めます。
- 「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見る」
- 【筆者補足】ただし、このような困窮に陥った原因は100パーセント自分自身にあった
- 「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」
- 【口語訳(筆者)】一回でも僕に恩を着せたり謝罪させた事がある人が全員死ぬよう祈りました
カ行)
- クリストファー・コロンブス(冒険家、航海者)
- 『コロンブスの卵』の逸話で有名だが、詳細は省略します。
*もし調べる場合は、充分な心の準備をしてからの方が良いでしょう
サ行)
- 坂本龍馬(幕末の志士)
- 経歴や業績に不明な部分が多く、その最大の理由が『変名(偽名)での活動期間が長かった』と言う記述に留めます。
【変名の例(手紙などで確認されている分だけ)】 - 才谷梅(楳)太郎、西郷伊三郎、取巻の抜六、大浜涛次郎、高坂龍次郎
- 島崎藤村(しまざき とうそん)(詩人、小説家)
- 『読者の興味をそそりそうな事なら、何でも小説のネタにした(しようとした人)』と言う記述のみに留めます。
タ行)
- トーマス・エジソン(発明王)
- 発明王と言うより『特許王』の方が適切でしょう。
ナ行)
- 野口英世(医学者)
- 諸々の苦難や努力の分を最大限に差し引いたとしても、最高レベルで過大評価されてきた日本人の一人。
ハ行)
- 平賀源内(江戸時代のマルチクリエイター?)
- 経歴や業績が不明確で、「~らしい」、「~とされる」、「~と伝えられる」ばかりの人。
- ただし、自らの勘違いに起因する酒がらみのトラブルで人を2名を殺害したと言うのは事実。
- フィンセント・ファン・ゴッホ(画家)
- 「モデルになってくれる人がいないから(本人談)」、と言う極めてシンプルな理由で自画像、風景画、静物画を多く描いた人。
- *悲しい気持ちになりたくない人は、彼の人生についてあまり詳しく知らない方が良いでしょう
- *実際、生前は全く評価されなかった
マ行)
- 宮本武蔵(二刀流で知られる剣術家)
- 最重要資料である「五輪書(ごりんのしょ)」の史実部分は基本的に自己申告で、そもそも本人が書いたと言う確証も得られていない。
- つまり、江戸時代版「私の履歴書」か?
- モーツァルト(作曲家、演奏家)
- 性格的な欠陥やそれに起因する私生活の破綻ぶりは、映画やミュージカルのテーマとしても採り上げられている。
*各エピソードには十分な記録や証拠が残っているが、実際より誇張されている可能性もある。
【まとめ】
- 存命中の人を含めて実際にはもっといますが、とりあえずはこの程度(初出時7名)で
- 世襲によって地位を得たり、まったくの偶然により偉業を達成したと言うような例外も存在する。
2023/2/26更新(4回目)
2020/10/11初出