長年親しまれているキャラクターやマスコット。
不二家のペコちゃん、宅急便のクロネコ、マヨネーズのキユーピーなど、見た瞬間、反射的に商品名や社名が頭に浮かんで来る例も多い。
しかし、その中には正式名称が実はあまり知られていなかったり、名称自体が決っていない例もあるのでまとめて見ました。
【正式名称がある例】
- うまい棒(駄菓子)のキャラ
- ➡ うまえもん
- *1978に誕生して(宇宙人なので10年に1歳しか歳をとらないらしい)、2017まで名称がなかった
- *2017に妹の『うまみ』もキャラに加わったが、容姿が兄と全然似ていない
- グリコの看板などで両手を挙げている人
- ➡ ゴールインマーク
- *名前なし(マーク)に分類するか迷った
- 午後の紅茶(ボトル入り飲料)の女性キャラ
- ➡ 7代目ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリア
- *実在した人物(1783~1857)
- JVCケンウッド(旧日本ビクター)のキャラクター
- ➡ ニッパー
- *実在した犬の名
- *一般的には『ビクター犬』として認知されている
- 【 立体ニッパーの実例 】
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2023年5月撮影/千葉県幕張市内の家電店
- ジャパネットたかた(通販)の男性キャラ
- ➡ ミスターJ(みすたーじぇい)
- 【よくある誤解】たかた社長、たかたくん
- スターバックスコーヒー(コーヒーショップチェーン)の看板の女性
- ➡ サイレン
- *由来は、ギリシア神話中の海の怪物(歌で船乗りをおびき寄せて食い殺す)セイレーンで、消防車などのサイレンと共通の語源。
- 『世界の山ちゃん』(居酒屋チェーン)のマスコット
- ➡ 鳥男(とりおとこ)
- 【よくある誤解】山ちゃん、社長
- 『ニッカウヰスキー(ブラックニッカ)』のヒゲおじさん
- ➡ ローリー卿(きょう)/ウォルター・ローリー
- ビスコ(菓子)の箱に書かれている子供
- ➡ ビスコ坊や
*五代目らしい(2021年現在)
*『ビスコ』と言う商品名の由来自体も『酵母ビスケット』に由来するらしい
- ミシュラン(タイヤ、グルメガイド)のキャラクター
- ➡ ムッシュ・ビバンダム または ビブ
- マクドナルド(ハンバーガーチェーン)の化粧が濃いキャラクター
- ➡ ロナルド・マクドナルド
- *日本のみ"ドナルド”らしい
- *筆者は、子供のころから気持ち悪いと思っている
- マクドナルドのM字っぽいマーク
- ➡ ゴールデンアーチ
- *アルファベットとの関連性はないらしい
- 山崎製パンの配送トラックに描かれている"パンを頬張る女の子"
- ➡ スージー・ポーマンちゃん(1966年当時3歳ぐらい)
- *年々数が減っている?
- 【 配送トラックの実例 】
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2020年2月 / 台北市内 *日本より残存率は高いかも知れない。
【名前なしの例】
- 『NHKのど自慢(テレビ番組』のベレー帽を被った鳥のマスコット
- ➡ 「特に決まっていない」
- 缶コーヒーボス(BOSS)の男性キャラクター
- 日本通運のペリカン
- *サービス名の『日通ペリカン便』は認知度が高い
- サカイ引越しセンターのパンダ
- *候補を絞り込めなかった(らしい)
- 象印マホービンの象
- *あくまで『像のマーク』と言う位置付け(らしい)
- ポッカコーヒー(缶コーヒー)の男性
- *便宜上『顔』と呼ばれる場合があるようだ
- *モデルが特にいる訳でなく、顔や髪型も変化している
- 【 歴代の顔 】
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ポッカ缶コーヒー歴代の顔達 / 自動販売機のPOP / 2023年10月撮影
2022年5月が50周年だったので、1年5ヶ月以上風雨や太陽光に晒されている状態。
そのため上部に欠損が発生している。
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変遷部分を拡大
- ヤマト運輸(物流)のクロネコ母子
- ➡ 猫マーク
【結論/考察】
- 名前が出てこなくても、「○○のアレだよ~、アレ」で通じるようになって本物か
- 『名前なし』とか単なる『○○マーク』も多い
2024/9/8改訂 (8回目)
2021/1/9 初出
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