【 始めに 】
- 本記事は【千圓/1,000円以下】がキーワードとなっていますが、対象のほとんどが輸入品になりますので、取り扱い業者、為替レートの変動、その他費用の変動(輸送、税金、保険など)しますので、1,000円はあくまで目安とお考え下さい。
ロイヤルワラント(Royal Warrant)。
直訳すると"王室御用達"だが、特に断らない限り【英国王室御用達】に限定して差し支えないでしょう。
また、筆者を含め、ロイヤルワラント=「庶民には手が届かない」あるいは「高級ブランドの代名詞」と言うとイメージが浮かべる人が多いと思われる。
しかし、実際よく見てみると、その対象製品の幅はかなり広く、日本でも1,000円以下で買える品が結構あるのでまとめてみたい。
【筆者の体験マーク】
- :認証マーク付品の購入・使用・飲食経験あり
- :同等品の購入または使用経験あり
【リスト】
- ウィルキン&サンズ(WILKIN & SONS) のジャム類
- 必要最小限の原料(果実、砂糖、レモン、例外的にリキュール)のみで作られていておいしい
- ウォーカーズ(Walkers Bread) の ショートブレッド
- エム.モウブレィ(M.MOWBRAY)の革靴用クリーム
- メルトニアン(MELTONIAN)と言うブランド(2002年に消滅)の後継(と言われている)
- キャドバリー(carberry)のチョコレート
- 英国土産でもらった
- ケロッグ(KELLOGG)のシリアル(コーンフレーク類)
- 日本だと日本ケロッグ製が手に入る
- コールマン(Coleman's) の マスタード
- 台北で”粉辛子"を探したらこれしかなかった
- シュウェップス(SCHWEPPES)の炭酸飲料
- 日本では日本コカ・コーラ社製が手に入る
- テート & ライル の 砂糖
- トワイニング(TWININGS)のティーバッグ(紅茶)
- 価格帯は広い
- バクスターの缶入りスープ
- ハインツ(H. J. Heinz) の HPソース
- ステーキ店などで見る事がある
- ハインツ(H. J. Heinz) の トマトケチャップ
- 日本のブランド(カゴメ)より安い場合も多い
- フォートナム&メイソン(FORTNUM & MASON)のティーバッグ
- *同店の中で一番安い部類だが、千円を超えるかも
- マキルヘニー社(Mc.Ilhenny) の タバスコ(オリジナル味)
- 日本ではピザ用として広まった
- マクヴィティ(McVitie's) の ビスケット
- 多分、意識しないで食べたことあり
- マルドン(MALDON)の塩
- 1回当たりの使用量から考えると、最も手を出しやすいロイヤルワラントか?
- リー&ぺリン(Lea & Perrins) の ウスターソース
- 高級な洋食屋とかトンカツ屋に置いてあるイメージ
【まとめ】
- 認可商品でなく業者あるいは個人に与えられるが、その数は800を超える(2021年5月時点)と言われており、中には日常品も多く含まれている。
- 意外と多い印象も受けるが、品目毎の業者数には上限があり、認証される事が大変な名誉であることに変わりはない。
2023/8/27 改訂
2021/5/29 初出