小さな子供がいる家庭における重要イベントであるクリスマス。
現代において、子供向けのおとぎ話や神話を事実として考える人は少ないが、サンタクロースの話だけは例外で、子供に対して、「クリスマスイブの夜、良い子にはサンタさんがプレゼントを寝ている間に届けてくれる」と教え、実際その方法でプレゼントを渡す親が多いのではないだろうか。
しかし、子供の成長に伴い、サンタクロースが実在しない事をいつどのようにカミングアウトするか、と言う問題に直面する時期が来る。
これに対して、筆者は軟着陸(ソフトランディング)出来る方法を1つ思いついたので、シナリオ形式で紹介したいと思います。
【サンタクロースの限界作戦】
- 子:ことしのクリスマスプレゼント、サンタさんになにおねがいしようかな~?
- 親:そうだね。○○が欲しいって言ってなかったっけ?
- 子:そう! ○○がいい!
- 親:じゃあ、サンタさんにお願いのお手紙書こうか。
- 子:うん、そうする。
- ~ 1週間後 ~
- 親:サンタさんからお手紙が来たよ
- 子:わーい、でもクリスマスはまだだよ。
- 親:確かに変だね・・・、中身を読んでみよう。
- ~ サンタクロースからの手紙 ~
Dear ○○ちゃん
このまえは、おてがみ、ありがとう。
ことしも、いいこで、がんばったようだね。
そして、プレゼントに、なにがほしいか、わかりました。- でも、ひとつ、おしらせがあります。
- サンタさんは、くりすますのよる、たくさんのこどものいえにいくから、おおいそがしってことは、しっているよね。
じつは、サンタさんは、クリスマスイブのよるは、ちいさいこから、じゅんばんに、プレゼントを、とどけるきまりに、なっているんだよ。-
でも、ことしは、○○さいの○○ちゃんよりも、ちいさいこがますますふえたので、○○ちゃんのおうちにつくまえに、あさになってしまいそうです。 - だから、ことしからは○○ちゃんのおうちには、ちょっとはやくとどけておくので、クリスマスイブに、おうちのひとから、ねるまえに、うけとってください。
- サンタより
- 【ポイント】
- 日時指定配達の優先順位が低くなるのは、あくまで自分が成長したからと言うポジティブな理由を設定することで、親(サンタ)は提案しやすく、子供も受け入れやすいと思います。
最終改訂2020/12/15
初出2020/11/14